(その1)TOWA TEI 新作 BIG FAN リミックスコンテスト!


http://www.myspace.com/remixtowatei

今回の記事の続き
(その1)TOWA TEI 新作 BIG FAN リミックスコンテスト!「素材について」
http://d.hatena.ne.jp/coldplayer/20090224
(その2) TOWA TEI 新作 BIG FAN リミックスコンテスト!
http://d.hatena.ne.jp/coldplayer/20090227
(その3)TOWA TEI 新作 BIG FAN リミックスコンテスト!
http://d.hatena.ne.jp/coldplayer/20090301
(その4)TOWA TEI 新作 BIG FAN リミックスコンテスト!
http://d.hatena.ne.jp/coldplayer/20090302

応募しようかなと。
応募方法がCDを送るとかではなく、MySpaceにアップせよとなっている。つまりアカウントを作る必要があり、応募作は最初から公開された状態であると。今時ぽい感じである。

サンレコの今月号についてきた素材を聴いたところ、歌とか生楽器は一切入ってない。また、8小節とか16小節とかの大きな流れの感じられるようなメロディ的なものもない。入っていたものは電子音の断片。いかにもテイ・トウワな感じのまるでアンティーク家具的な懐かしい感じのピコピコと上品なコードの断片。

リミックスといえば、アレンジの一種。ただしアレンジャーの持つ権限を極限まで拡大したものという理解でよろしいだろうか?つまりいかにぶっ壊すかが腕の見せ所なわけだ。素材が常識的で、模範的であるほどそこからの逸脱が面白くなるわけだ。
そういう意味では今回の素材はすでに解体されている。これはどうすればいいのか?しばし考えたが繰り返し再生しているうちにこの上品な電子音のひとつひとつに「テイ・トウワ印」みたいなものがスタンプされていると感じられてきた。
電子音とコードの選び方からなんとなくテイ・トウワぽいなあと感じさせられてしまう。
テイ・トウワのオープンでありつつも箱庭的な世界観をより際立たせるような方向性のリミックスというのもいいかもしれないと思った。
また、素材にはっきりとAメロ〜Bメロ〜サビといった流れがあって歌詞もあれば、リミックスもきっと楽なんだが、今回の場合そういった流れもこちらで一から作る必要があり自由なぶん楽は出来なそうだ。
 

÷おまけ

小山田圭吾、まりん、テイ・トウワは最近サウンドがますます似ているが、三人のなかでも最も友達に聴かせやすいのはテイ・トウワだろう。コーネリアス砂原良徳も意外とアングラっぽくてとんがったサウンドをしている。テイ・トウワにはアングラっぽさは皆無だ。