【動画】Max For Live とNovation Launchpadでメロディ・ステップ・シーケンサー

Novation Launchpadでステップ・シーケンサースタイルで楽しくメロディが打ち込めるという。見てて思ったのが音程、音の強弱(ベロシティ)、音色の変化(フィルター開閉)などをそれぞれ別の画面で打ち込んでいく様子がKORG DS-10シーケンサーみたいだなと。もちろんこちらのほうが高機能で、ペンでポチポチやるよりも打ち込みやすい。

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このような直感的にリフを作るといった作業は元祖Monomeはもちろん、TENORI-ON、様々なiPhoneアプリでも出来る。しかし最終的にDAWにもっていく際にはAbleton LIVEに完全統合されたMax For Live とNovation Launchpadでやるのが圧倒的に楽で合理的だろう。テンポのシンクはもちろんMIDIで書き出したりLINE OUTからの出力をオーディオインターフェイスで録音する必要もないので作業が中断せずにいける。

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もうひとつの利点はNovation Launchpadのインターフェースによってマウスから解放されるのでハードウェア・シンセサイザーElectribeMPCといったハードウェアやDS-10iPhoneなどのガジェット系楽器との共存が無理なく行えるようになる点だ。ツマミやタッチパネルの「思考の速度と同じ直感的な操作」の中でマウスを持つと操作が間接的すぎてとイライラすることがあるが、そういったこともない。

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また、Max For Liveで出来ているので改造も自由。決して改造は簡単ではないが世界レベルで誰かがこれをもとに改良した物がすぐ出回ることは間違いない。惜しむらくはMax For LiveにはRuntimeがないということ。Runtimeとは再生専用の無料Max/Mspみたいなもので、作らない人はこれを使って楽しむことが出来る。ぜひ、現在どんどん増殖中の全Novation LaunchpadユーザーのためにMax For Live版Runtimeを提供して欲しいものだ。