こりゃすごい。Ableton LIVE 8のフォローアクションでステップシーケンサー

Tom Cosm Sequencer Using Follow Actions

この動画、カラフルな動きに一瞬Max for Liveのデバイスか何かかな?と思ってしまいますが、各トラックはクリップのフォローアクションを使って音符単位で順次クリップが連鎖して再生しているのです。
このテクニックはLive5の頃に試したことがありますが、一つのクリップにつきひとつの音符なのでクリップを開いては音符を打ち込んでまた次を・・・と行った感じで前後の音符が一覧出来ず、結構地味な作業で若干めんどくさいです。
でも、今ならば当時は無かったLaucnpadで操作してみたいかも。またやってみたくなりますね。

それにしても絵的にも色的にも楽しいですね。
こういうふうに色使いをカラフルにしてクリップの横幅を小さ目に表示させると動きがファミコン的なオールドゲームな感じ、色的にはレゴブロックぽい感じががするというか・・。

仕組み的には縦方向が分解能にあたります。常識的にはシーンの数を16個にして16ステップで1小節かなと思いましたが、どうやらシーンの数は32かな?下の方が見えないので分かりませんが、演奏では32分音符が鳴っていたりします。マスターのクリップ再生タイミングは8分音符になっていますね。これは鳴り始めが32分音符の裏にいかないようにしているのだと思います。
真ん中で分けて上下から走らせているトラックがあったりしてかなり楽しんで工夫してますね。
このような使い方が出来るのもAbletonならではです。

追記
自分でちょっとだけ試してみました。フォローアクションで次のクリップへ行く最小単位は16分音符でした(Abletonの仕様です)。
このままだと最小の音符が16分音符になってしまうので
32分音符を使うには曲のテンポを倍にして32のシーンを作ればいいということになります。

なんかDS-10で工夫している時のような楽しい感覚がありますね。