指で机の上などを軽く叩くとパーカッションや音階がDAWに入力できるインターフェース・Pulse Surface Controller Systemがヨサゲなんでメールフォームで日本への販売開始の知らせを希望しました。




仕組みとしては単純で、専用の「ピエゾマイク」で拾った振動や音響をMacへオーディオインターフェイス経由で入力し、専用ソフトウェアでMIDIノート信号へ変換してDAWなどへ送っているようだ。
特徴

  • ベロシティー対応・低レイテンシーなので表現豊かにソフトウェアサンプラーなどを演奏できる。
  • スケール(音階)の設定があるので音階の入力にも対応。
  • MIDIを扱える一般的なDAWCubase, Ableton Live, Pro Tools, VST/AU プラグイン, 他)全てで動作する。
  • このソフトウェアは現時点でOSX 10.5、10.6、10.7で動作する。Intel Mac専用なのがちょっと残念。

デモ動画で演奏しているような民族音楽的な32分音符を含む「こぶし感」のある演奏には最適かも。
日本円で5,000円くらいの価格なので魅力的。

  • 現在はアメリカ国内にしか発送していないがメールフォームがあるのでアメリカ国外への発送開始のお知らせを受け取ることが出来る。

発送開始のお知らせをメールで受け取るにはこちらからどうぞ。

Pulsecontroller.com
http://www.pulsecontroller.com/purchase.html

同様のことを今すぐやりたければKORGのWave Drum Miniを使う手がある。

KORGのWave Drum Miniのクリップセンサーを使った機能と仕組み的にはそっくり。
違う点はWave Drum MiniにはMIDIの入出力が無いということ。
(ソフトウェアサンプラーを演奏することは出来ない)
Wave Drum Miniの発売時に「MIDI端子があれば!」という声が多数上がった記憶がある。非常にもったいないことだ。
というか、このPulse Surface Controller Systemもコンピューターへはオーディオ信号で入力し、ソフトウェアでMIDI信号に変換しているだけなのでKORGさんや有志の方がWave Drum Miniの(例えば)プリセット1番の音をMIDI信号に変換できる同様の仕組みのソフトウェアを開発すれば同じことが再現できてしまう(はず)。是非!


元ネタの記事

Synthtopia
Pulse Surface Controller System For Macintosh
http://www.synthtopia.com/content/2012/02/22/pulse-surface-controller-system-for-macintosh/#more-38657