iPadのシンセ群+MPC1000+BCR2000+mini kaoss pad 2でテクノを作る



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Animoog(関連記事はこちらからどうぞ)のバージョンが1.1.0になってMIDI CCに対応した。SETTINGの画面からMIDI CCの設定モードにするとCore MIDI経由でMIDIコントローラーのツマミがアサイン出来るようになったのだ。

早速試してみるべとBCR2000→USBケーブル→USBハブ(電源供給タイプ)→USBケーブル→Appleカメラコネクションキット→iPadという経路で接続。
少し迷ったりしたがツマミのアサイン完了。

おお!BCR2000のツマミでAnimoogの音色がコントロール出来る!これはなかなか新鮮であり、つまりフレッシュ!

今回のバージョンからプリセット音色もジャンル分けされて見易い!Animoogは久々に使ったけど味があっていい音だな。

それだけだと何なので、MPC1000→MIDIケーブル→BCR2000というふうに繋いでBCRはU-2モードにして、MPCでAnimoogをシーケンスして遊んでみた。MPCの JJOS2XL(関連記事はこちらからどうぞ) にはアルペジエーターがあるので、それでデケデケと鳴らしつつBCRで音色を弄ったり。

そのまま流れで多重録音してみたくなってMPC1000の1~4をMIDIトラック、5~7までをオーディオトラックにして、まずはAnimoogのシンセサウンドMIDIで鳴らしてオーディオでMPCに録った。

ベースを重ねようと思ったが、AnimoogってMoogのシンセでありながらぶっといベースサウンドは思うように出せない。これは前から不満だったけど今回も太い音は作れず。そこで上モノシンセとして活用することにした。
KORG iMS-20 - KORG INC.
KORG iMS-20 - KORG INC.

ぶっといベースサウンドといえばやはりKORG iMS-20(関連情報はこちらからどうぞ)だろうということでiMS-20を立ち上げてベースを鳴らしてみる。
おおこれだ!太い音がちゃんと作れる!
BCRには先日のMonoPoly×8システム(詳しくはこちらからどうぞ)用にMIDI CCを設定したまんまだったんだがiMS-20とも共通部分が多いみたいでそのまま音色がいじれた。

MIDIでフレーズを試行錯誤して、いいのが出来た段階でMPCにオーディオで録る。なんとなくMPCのフィルターをかけてさらにリバーヴも足したら初期のエイフェックス・ツインがやってたようなテイストのダブ・レゲエ的モコモコしたベースになった。
更に高域をカットしたことで上モノのためのスペースができた。
Sunrizer synth - BeepStreet
Sunrizer synth - BeepStreet

今度はSunrizerシンセ(関連記事はこちらからどうぞ)を立ち上げて主要パラメーターにBCRのツマミをアサインしてから幾つか上モノを足した。
SunrizerはRolandのJP8000系の音が出るのでヌケが良く、不思議な情緒も出てきた。

このへんでMPCのトラック8にTR-808のサンプルでドラムを打ち込んで、

最後にMPCアルペジエーターでSunrizerのプリセットを鳴らしながらBCRで調整してたらアシッド的な魅力が発生して、このへんで
あっこれは曲として完成させるだけの魅力が出てきた!と思い取り敢えず保存して演奏しながらmini kaoss pad 2(関連記事はこちらからどうぞ)のエフェクトをかけつつmini kaoss pad 2のマスターレコーダー機能でWav化した。

もうちょっと展開を足して出来れば今日中に完成させて、さらに動画にしたい。まずはとりあえず字で書いてみた。
一日で完成させてしまうというのがいいかもしれない。次の日以降に持ち越してしまうとあれこれ考え始めてしまう。
俺の場合頭で考えてしまったら雑念が増えて、それ以上進まなくなってしまう傾向がある。
勢いで作ってしまうのが良さそうだ。そういうのに向く仕組みでもある。

AKAI サンプリングマシン MPC1000BK-N