Warp機能が分かる! Abletonの使い方・日本語チュートリアル
Warpって何かしら?
じゃあ、具体的にWarpで出来ることを動画で観てみよう。
YouTube yazawatamioのチャンネル
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そう。Warpは音程を変えずにテンポだけを変更できるのさ。音程(キー)が異なる歌素材を曲に合わせるときにはクリップの Transpose というところを調整してやればいいね。
テンポの分からない素材をWarpで扱うコツが分かっちゃった。Warpに種類があるのも面白かったわ。レコードプレーヤーみたいにテンポを変えると音程も一緒に変わっちゃうタイプのもあった。
Re-Pitchってやつだね。Warpの種類の中でもあれだけ特殊で・・いや、あれだけ普通なのか(笑)Re-Pitchだけはアナログ的な変化をする。でも実際やってみると結構面白い変化をしてたねえ。
動画の終わりの方ではあまり聴いたことがないようなすごい変化も聴けたわ。
ほとんどギャグだったね。あれはまさにWarp機能の特性を分かりやすく示したものとも言える。うにょーんってなってたね。
ところでWarpっていいことばかりみたいだけど欠点はないの?
良い質問だ!Warpの最大の欠点は音質の劣化だ。Warpの原理は音素材を細かい粒子に分解してしまうものだ。
テンポを大きく変えたりすると原音と異なった感じになってしまう。
便利さを得ながら音質の劣化を最小限におさえるコツを身につければいいのさ。
動画の中でもコツが紹介されてたわね。素材に合わせてWarpのタイプ?を選べば劣化した感じに聴こえなくなってたわ。これならイイトコどりね。
素材のテンポを下げる方向にWarpを使うと劣化した感じに聴こえやすい。自分で素材を用意するときなんかはいつも作ってる感じのテンポよりも少しだけ遅めのテンポで作っておくと、Warpはテンポを上げる方向でしか使わずに済むからオススメ。
もちろん同じテンポが最も良い音で鳴るけどね。
それにつけてもリアルタイムのタイムストレッチは現代の音楽制作において欠かせない機能となったといえるだろう。この便利さはもう無しでは考えられないな〜。
次回はリアルタイムでループ操作する技を紹介するニャ。
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