Scaleデバイスはある意味テノリオンみたいな感じだ。Ableton live 8の使い方・日本語チュートリアル
YAMAHA TENORI-ON O
唐突だけど、テノリオンって楽しいよな。ポチポチッと適当にボタンを押していけば音楽になるし。
テノリオンそのものは触ったこと無いけどiPhoneのアプリで似たような無料のがあったから遊んだことがあるわ。失敗がないから気軽に音楽出来るとこが新しかった。
本家テノリオンのiPhone版/iPad版もちゃんとあるけどな。それは置いといて、失敗しないというのは要するに不協和音が出ないようにしてあるんだよな。実はAbletonのScaleデバイスを使えば同じようなことが出来ちゃうんだ。じゃあ今回も動画で観てみよう。
http://www.youtube.com/watch?v=RlYSYMgncnM
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さすがに指でポチポチッとやるわけじゃないけど確かに同じ感覚ね!わたしもやってみたいかも。ところでシンセの音色もテノリオンぽかったわ。
ぜひやってみるといいよ。初心者の人はもちろん、誰でもこうやって遊ぶときっと楽しいと思う。音感のことは心配せずに音符の配置やシンセの音色に集中出来る。どんなタイミングでどんなサウンドを鳴らすかによって個性が出せるし、結構ハマれるよ。変拍子のパートを作ってみても面白い。
シンセはAbleton純正のOperatorってやつだね。FMシンセだから立ち上げたときの音色がサイン波なんで、テノリオンぽいんだ。別売りのシンセだけど音がいいし使いやすいからオススメだな。
今回はペンタトニック・イン・ブラックっていうスケールを選んでたけど他のでもやってみたいわね。
ペンタトニック・イン・ブラックは「黒鍵の中のペンタトニック」という意味で、動画の冒頭で黒い鍵盤だけを押さえてたのと同じことなんだ。日本人にも馴染みのある懐かしい感じの響きがだせるし、もっともテノリオンぽい感じになるからオススメだけど他のも面白いよ。自作もできるしね。
動画の終わりの方ではScaleの仕組みを説明してたからなんとなく分かったわ。[Fold]っていうボタンについては説明がなかったから気になるなあ。
ドを押さえてラの音を鳴らすふうにしたときに高い方のラが鳴っちゃう。[Fold]をオンにすると低い方のラが鳴ってくれるから、つまりドに近いほうのラが鳴ることになる。より自然な感じに出来るんだ。
【Win】Ctrl+D キー(コントロール+D キー)
【Mac】⌘+D キー(コマンド+D キー)
トラックに限らずクリップやデバイスなどを複製するときはこのショートカットが使えて便利ニャ。
YAMAHA TENORI-ON O