Ableton Pushの操作法。メロディを弾く様子。
http://www.youtube.com/watch?v=CS2r13xX-nk
これ、なかなかいいな。
一つ前のビデオではステップシーケンサーでビートを打ち込む様子(こちら)があったけど、個人的にはあれよりはグッときてしまった。
要するにちょっと欲しくなった。
機能的にはスケール(特定の音階を省くことで民族音階などが誰でも鳴らせる)を設定して弾けるというだけ。
Abletonに付属のmidiプラグイン、「Scale」でも同じことはできるし、おなじみのKORGのKAOSSILATORでも出来る。
でもPushの場合はそのふたつよりも優れている。
- スケールに応じてパッドの色が変化するので視覚的に鍵盤よりも分り易い。
- KAOSSILATORと違って狙った音が弾ける。
スケールが視覚的に刷り込まれる効果がありそうだから、学習用途にも良さそうに思う。学ぶことに使えるというのはポイントが高いと思う。
パッドを押しこんで揺らすことで音程を揺らしたりできるのも何気に効果的だし、縦に長いタッチセンサーで音をベンドも可能。これだけでも結構表現力豊かな演奏が出来そうだ。
地味に優れているのはmidiトラックの追加やAbletonシンセのプリセット選びまでPushのボタンとつまみで出来ちゃう点。このへんはMaschineやMPCルネサンスなどと同じくハードウェアっぽさがかなりある。
マウスで選ぶよりも遥かに気持ちがいいハズ。
まあ、でも冷静に考えてみたらスケールをある程度覚えてないとひとつひとつ呼び出しては試してみるという試行錯誤を要する。
それから僕はスケールを設定して「弾く」というのは好きではなかった(笑)。
まず、Scaleの名前を覚えてない(笑)。そして大抵の場合最初に作ったリフなどに合わせてベースやハモるリフを弾いて足していくことが多いので特定のスケールでなくてクロマチックな状態でないと困る。また、あくまで音に反応して弾くだけにしたいというのもある。スケールは謎なほうが楽しい。
でもスケールを設定して「打ち込む」のは好き。
正確にはmidiプラグインの「Scale」をmidiトラックに挿した状態で、再生しながらリアルタイムでマウス(トラックパッド)でポチポチと
音符を置いたり消したり動かしたりしてリフを作っていくのが好きで、なかでも「動かす」のが出来ることが重要好なのでマウス(トラックパッド)でないと困る。
まさにその様子を動画にしてたので貼ります。
これですね↓
http://www.youtube.com/watch?v=RlYSYMgncnM
といった訳でなんとかPushへの物欲を未然に防げた!?あぶないあぶない(笑)。
- 関連記事
NOVATION LAUNCHPADのユーザーモードで遊びながら作曲*メロディやコードを図形でとらえて、あまり深く考えずに指を動かす感じ