簡単で本格的!iKaossilator+FigureでDJ用の素材を録れるか!?



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http://www.youtube.com/watch?v=5gLYiDh5UvU
http://www.youtube.com/watch?v=5gLYiDh5UvU:MOVIE:W480
ロングバージョン。(YouTubeの権利処理が誤認識したみたいでiPhoneからの再生は不可に。)
http://www.youtube.com/watch?v=R1oyJnJ4g3c


PropelleheadのFigure。右側の初代iPadで使用。後半では空のシーケンスで同期させつつフレーズはリアルタイムで鳴らすというやり方を思いつく。こういう使い方が出来るのはこれだけ。素晴らしい!テクノに特化したフレーズが得意。

BELKIN マルチ イヤフォン スプリッター ROCKSTAR F8Z274
BELKIN マルチ イヤフォン スプリッターROCKSTAR。2つのiPadの音を混ぜて、録音用のMacに音を送る役目。2台以上の音を混ぜたり、1台の音を複数で聴いたりというふうにも使えるのでこういう遊びには欠かせないアイテム。
KORGのiKaossilator。左側の第三世代iPadで使用。完成度の高いプリセットが豊富にジャンル別に並んでる。それらの中から試聴して選び、一旦全パートをミュートしてから必要な音だけミュート解除して鳴らし、そこに右側のiPadで音を足していく感じ。キックの音などはFigireよりも太い。KORG コルグ ポケットサイズ DJ エフェクター mini kaoss pad 2 MINI-KP2
KORG コルグ ポケットサイズ DJ エフェクター mini kaoss pad 2 MINI-KP2

KORGのmini kaoss pad 2。右側のiPadとBelkin ROCKSTARの間に挟んでFigureの音にBPMに同期したエフェクトを演奏。指先で音作り。全体にかけるという手もあったが敢えて片方だけにかけてみた。全体にかかるよりも音が作りやすくて、結果的にこのやり方のほうが良かったように思う。

Novation Ableton Live用のMIDI PADコントローラー LaunchPad XHIR336537
Novation LaunchPad
NovationのLaunchPad。今回のセッションのサウンドはAbleton Live9 betaに録音した。そのための録音用リモコンとして使用。録音用のMacは画面の外に置いてある。地味な使い方だが、手元で録音操作とプレイバックがが確実に行えておかげでとても快適だった。

  • 二台のiPadのテンポ同期はWIST(KORGが提唱しているBluetoothテンポ同期で普及している)を使った。
  • 当初はiPad2台を同期させつつ、DJミキサーでも間に挟んでDJ的なことをFigure×2で再現しようとしてたが音色の切り替えをしたりするだけでWIST同期がずれてしまう(WISTはスタートのタイミングとBPMだけ合わせる簡易的な仕様)ので路線変更。
  • Figure×2よりもFigure+iKaossilatorという異なる組み合わせのほうが、より豊かなバリエーションが得られる。ミュート機能を多用して少なめの音数でリズム音源を中心に鳴らして組み合わせて、おいしいところをAbletonに録音していく路線に。
  • 手探りで1時間くらいセッションした結果、「空のシーケンスで同期させつつフレーズはリアルタイムで鳴らすというやり方」が面白いと思った。
  • 次回はiKaossilatorのほうも深く入り込んでみたい。フレーズを打ち込んでみたりとか。
  • 今回はこのやり方のコツが何となくつかめたので、次回以降は使えるパターンをいかにして録るかというあたりに意識を持っていきたい。
  • iKaossilatorでパターンを切り替えた際にBPMも変わってしまっているのに気づかなくて異なるテンポになってしまった。テンポをロックする機能がないか確認せねば。
  • iOS楽器を鳴らしてDAWに録るというやり方はいままで軽視していたが、音素材の波形Sampleやかっこいいシーケンスデータを用意する必要もないのでDAW単体よりも手っ取り早い。
  • iOS内部完結に比べるとアナログで音を混ぜたりエフェクターに通したり、複数のアプリのおいしいとこだけ組み合わせたりと、より柔軟な選択肢が得られた。音的にもまとまりの良い感じの印象。そして同期だけは最新のBluetoothによる無線同期(WIST)を使ってデジタルの恩恵。

  • 欠点としては配線や機材のセットアップで30分以上かかり疲れてしまうのが挙げられる。まあ、普通は撮影のための機材準備は要らないのでもっと手軽にできると思う。
  • コメント欄にてttさんから教えていただきました。

>テンポをロックする機能がないか確認せねば。
iKaossilatorの設定(歯車アイコン)にTemp Lockというのがあります。素材取りの際はScale/Key Lockもしておいたほうがいいかもしれません。

手法こそ違いますが、似たようなことを考えて実践している方がいてうれしくなりました。

当方、iPad 2iPhone 4で試していますが、iKaossilatorとFigureでまれに同期がずれる感じがあります。CPUパワーですかね。

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【動画】簡単な使い方で楽しいpropellerheadのFigure を体験してみた。

http://d.hatena.ne.jp/coldplayer/20120405/1333590254

http://www.youtube.com/watch?v=t1pft3TIM2w


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