KORG Volca Beatsの感想

↓この動画はライン録音されていて、ヘッドフォンなんかで聴くと音の質感がよく分かる
http://www.youtube.com/watch?v=XgJPlxouCYo

3機種が発表されて、まずはTB-303アシッドハウスの定番機材)ぽいVolca Bassが気になったけど動画で確認したらVolca Drumの音に惹かれた。

アナログっぽい!本物っぽい!

続編のKORG VOLCA KEYSの感想記事はこちらからどうぞ。

(本物のアナログだから当たり前なんだけどさ、でも最近の新しい機材にしてはイケテル出音だなーと感じた)


個人的な音楽の好みが影響してるんだろうけど、TR-808(テクノの定番ドラムマシン)を用いたデトロイトテクノの黒人のビートを再現するのにすごくよさそうだな!欲しい!と思った。

人によって色々とイマジネーションが膨らむと思う。これに合わせてギターやエレピで弾き語りというイメージを抱く人もいるだろうし。


古いアナログドラムマシンに比べると、同じアナログでも音が冷たい気がするが、その辺は手持ちのDBXのコンプなどアメリカのメーカーのエフェクターを通せば好みの質感(例えば暖かく)にも出来るし問題ない。MPC1000を録るときなどもそうしている。


なんといってもこの本体で打ち込んでいけるのが良い。グルーヴが出し易い仕組みになっている。そしてMIDIで鳴らすことも可能なのが嬉しい。実際に使うときには本体で打ち込むほうが楽しいだろうし良い結果が得られそうだけどDAWからMIDIで鳴らして音源として活用出来るというのがあるのとないのとじゃ、購買意欲にもかなり影響する。MPC1000のシーケンサーで鳴らして使うというやり方も相性が良さそう。

音楽を作り始めるときって、DAWに入力していくところからだと刺激が無いけど、こういう機材で遊んでみるところから盛り上がっていくみたいな感じだと入りやすい。現在はそういう役目はMPC1000が担当だけど、それのサブみたいな感じになるかも。


他にも電池で動いたりスピーカーもついてたりするのも、持ち歩いて外で遊んでみたり出来るから良い。実際にはそんなに外で遊んだりしないだろうけど、やろうと思えば出来るというのが良いね。本体スピーカーがあるとミキサーがなくてもとりあえず複数台の音が混ぜられるし。

見た目に関しては、小さいのが良いと思った。ホントはでっかいのが好きだけど置き場がないし、やはり省スペースというのは散らかった机の上でありがたい。
デザインとか質感は実際に見てみないとなんとも。

最後にデトロイトテクノの重鎮、カール・クレイグの珍しい雪山?でのライヴ動画を。アナログドラムマシンサウンドの鳴らし方がかっこいい!
http://www.youtube.com/watch?v=FCHasCS6YNk

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