KORG Poly800のバックアップバッテリー改造方法


KORG Poly800はツマミこそないものの、ちょっと哀愁のある音が得意なDCOアナログシンセだ。
うちにもなぜか初代が2台ある。
Poly800 2 にはバックアップバッテリーがあるが、初代のPoly800は基板上にバッテリーバックアップが無いので、電源をオフ状態では本体裏側に乾電池を入れっぱなしにしとかないと音色のデータは消えてしまう。
毎回パソコンなどから「ピ〜ガー」と音色のデータを音声信号で送り込んでやるのがめんどくさい(FAXや昔のパソコン通信の原理)。

改造方法はこちらのサイトにあります。

Analog Synthesizer Modifications, Poly-800 MK-1 Memory Backup Battery

http://analog.no/cms/index.php?option=com_content&view=article&id=50&Itemid=49


Open the Poly-800 by removing ALL screws at the bottom. Note that those in the front are shorter than the rest.
Locate the processor board. This is the large circuit board next to the battery compartment.
At the middle of the board you find two square solder lands, you mount the lithium battery (CR2032 or larger), or battery holder, here. The upper land is positive.
Remove C87, C88, D23.
Cut the trace to the left of the plus lane as shown. Short between trace and trace and D15 as shown. (D15 can be removed)
Finish.

底にあるすべてのネジを外すことでポリ800を開きます。前側は、他の部分よりも短くなっていることに注意してください。

プロセッサボードの位置を確認します。これは、乾電池用の基板の次に大きな回路基板です。

ボードの中央に「2つの正方形の半田付けする部分」を見つけて、ここにリチウム電池(CR2032以上)の電池ホルダーをハンダ付けします。上側が「+」になります。

基板の「C87」「C88」「D23」を削除します。

図のように電池ホルダーのプラス側(上部)の左側へのトレースをカットする(緑のトレースを削って銀色がむき出しになっているのが分かる)。

図のようにトレースと「D15」をショートさせる(D15から緑のトレースへハンダ付けしているのが見える)。 (D15を除去することも可能)

完成!

  • 関連記事

KORG POLY-800で作ったナイスでファンクなエレクトロポップ