Live 9 suite 導入したらMax for Liveデバイスが素晴らしかった Ableton Pushで演奏

13日の金曜(うわ)までAbletonがソフトウェア30%オフのセール。
この割引率はあまりやってくれないのでこの機会に 9standard(+Operator)からSuiteへアップグレードした。

Suiteはデモ版を時々使っているので新鮮味もないかなと思っていたが、ちゃんと保存ができるとなると、腰を据えて弄る気分になる。Standardとはシンセやエフェクトの質が随分違う。特定のジャンルをパッと作りたいよいう用途には向かないが、サウンドの実験から入っていく曲作りを行いたいタイプのミュージシャンには最高の環境かもしれない。というわけで導入直後の感覚を共有したくて動画を撮った。ドラムにかけたエフェクト(特別なエコー)のオン・オフでかなり音が変わるところやYAMAHAFM音源を再現したシンセのひとつのプリセットが気に入っていることなどをテーマにしている。
https://www.youtube.com/watch?v=bayQ0etfcj0

Max for Liveのデバイスが良い。コンボリューションリバーヴというと難しような名前だけど、空間の響きをサンプリングして再現したエコーです。これの室内っぽいプリセットかけるとサウンドが人工的ながらしっくりくるというか。とにかく面白いし使える。贅沢な感じ。

色々コンボリューションリバーヴのプリセットを試していたらスプリング・リバーヴが素晴らしかった。TR-707ドラムにかけたら一瞬で別物になり、マッシブ・アタックみたいだ!と響きの深さをしみじみ味わってしまった(動画の中で聴けます)。

Max for LiveデバイスではClassic Synth というFM音源も音が良い。Operatorがあるじゃないというツッコミが入りそうだけどこちらも音に深みがあってハードウェア寄りなヤマハのFMが再現されてる。多くないけどプリセットが良いね。 Ableton Pushで演奏するとスケール機能のおかげで楽に形にできる。

↑今回のシンセは CLASSIC SYNTHSの3種の中の、YAMAHAFM音源を再現したタイプではなく2オシレーターのアナログ・シンセタイプでした。すみません!訂正します。
落ち着いてから音色を弄ろうとしてよく見たら気づきました。とんだアホですね。
何が「Classic Synth というFM音源も音が良い。」だよ!って感じですよね。お恥ずかしい。

Suiteにしたらリバーヴやシンセなどのひとつひとつがマニアックで深みのあるものが多くとにかくサウンドの実験が楽しめる。先日Apple Mainstageも入れたけどあちらは即戦力なリアルな楽器やループだった。そういうのとは真逆だけど飽きないね。

YouTube yazawatamioのチャンネル

http://twitter.com/yazawatamio