Audiobusも不要に!? iOS 6ではアプリ間での音声のやりとりやDJアプリでマルチ出力が可能になりそうです。


AppleWWDCでのiOS6発表以来、音楽アプリの未来についてのたくさんのうわさが飛び交っている。

iOS6の音楽アプリに関係しそうな新しいSDK(開発用のツール)の例

1. inter-app audio
(音楽アプリ同士の音声信号のやりとりを可能にする機能か?)
2. Audio and video sampling during playback
(音声と映像を再生しながらサンプリング・いわゆるリサンプリングか?)
3. Multi-route audio
(DJアプリで最も求められているマルチチャンネル出力とレコーダーアプリで求められているマルチトラック入力か?)


残念ながら、Appleはまだこれらの発表の詳細を提供していない。また、iOS6開発者は、非開示契約の関係で未発表の機能について話すこともできない。
だがこれだけは確かだ。iOS6はAudiobusを使えなくするといったことはない。

上記の新機能はAudiobus(iOS向けに有志が開発中のオーディオ環境)とかぶる点が多そうだ。

本日、AudioBusチームは、iOS6発表へのリアクションをした。

1.我々(Audiobusチーム)は少しも懸念していない。

2.Audiobusは、今後数週間のうちにアップルに提出予定だ。

3.あなたが300人以上のAudiobusと契約した開発者の一人ならアップル開発者フォーラムのリンクを要確認。

http://audiobus.tumblr.com/post/25151942264/inter-app-audio-and-audiobus-info

(Audiobusについてはこちらの記事を参照されたし↓)

iOSの音楽制作を進化させるAudiobus(iOS用のアプリ間ミキサー・エフェクター・マルチレコーダー環境)が開発中!
http://d.hatena.ne.jp/coldplayer/20120303/1330740871




今回の記事の元になったオリジナルの記事

iOS 6 Won’t Kill AudioBus by Synthtopia http://www.synthtopia.com/content/2012/06/15/ios-6-wont-kill-audiobus/


参考にさせていただいた記事

WWDC 2012の基調講演で出てきたiOS 6とSDKのマイナーな新要素まとめ by bricklifeのはてなブログ
http://bricklife.hatenablog.com/entry/2012/06/12/235020

今回の記事に関連した内容は1時間47分くらいから
http://www.youtube.com/watch?v=9Gn4sXgZbBM:MOVIE:W520