佐野電磁 meets KORG MS-20 mini


http://www.youtube.com/watch?v=1UQZmWT28uA

  • 佐野さんはKORGのMS-10、MS-20をゲーム機(ニンテンドーDS)やiPadに移植する開発におけるスティーブ・ジョブズのような存在だと思っている。
  • 普段見せないような佐野さんの真顔から始まるこの動画。佐野さん、少年時代に思わず戻ってしまった。
  • 個人的にはKORGのソフトシンセから始まって、DS-10→iMS-20→monotron→monotribeという流れでMS-20 miniが出てきたストーリーに痺れた。恐らくiMS-20を出したあたりからこのストーリーが発生したんじゃないかと思っている。
  • iMS-20が出てハマったときもiPadで1000円くらいのシンセアプリがヒットしても企業としては儲からないだろうな、と何か腑に落ちないような気分があった。
  • それでもMS-20 miniという実機が発売になり、恐らくヒット商品になる。iPadMS-20というシンセを広めて〜という流れは、振り返ってみると完璧なマーケティングだ。
  • これは是非買いたい。そしてMS-20 miniがほんとにヒットすれば、iPolysix→iPolysix mini という流れも現実化するかもしれない!
  • 山下達郎さんがサンレコで「最近のアナログシンセは部品が高性能化、安定化して画一化したことが個性の無さにつながっているから、昔のシンセを使い続けている。」と語っていた。
  • MS-20は昔中古で買って所有していたけど、ナチュラルに歪んだような印象の超個性的な音だった。動画で確認する限り、MS-20 miniの出音はそれとは違って無個性で優等生的な印象だ。その代わりにMIDI端子とUSB-MIDI端子が搭載されたので便利になっている。
  • 電気グルーヴ石野卓球MS-20やSH-2はMIDIが無いから手で弾いて録音している。
  • シーケンサーから鳴らせるMS-20 miniはとても便利。その辺に最大の価値がある。
  • もちろん、昔のシンセと比較するという考えを捨てれば現在最もベストなアナログシンセだと思う。コンパクトなのも素晴らしい。
  • なんか今日はiMS-20の動画を撮りたい気分。トラックものよりはメロディアスなテクノポップ寄りの音なんかいいな。そういえばiMS-20ではパッチングを触らないままだった。パッチの勉強を兼ねてパッチング作業の動画というのもいいな。
  • iMS-20の魅力はアナログステップシーケンサーによるところも大だった。その辺も実機で出たりするとすごいだろうなあ。絶対買うなあ!
  • 関連記事

KORG iMS-20に関しては多数の記事あり。こちらからどうぞ