PSY/江南スタイルのミュージックビデオからバックの音楽を取り去った職人が出現。声と街の音だけが残りシュールで不思議な感じの作品に。

↓こちらの動画はアップロード主によりパソコンからの再生のみの設定のようです。
http://www.youtube.com/watch?v=f6ZSZbNfSpk

PSY/江南スタイルのミュージックビデオをもとにMoto2hさんが作ったシュールな作品。
音楽を省いてダンス映像だけにしたらこういう感じだった。これは新鮮だ。

推測だが、手法としてはシンプルなやり方だろうと思う。
一旦音を全てオフにして、歌のアカペラとたくさん用意した場面ごとの効果音を足していけばこうなる。
もちろん大変な作業だ。
乗り物の音や群衆の声、靴の音といった環境の音まで用意してあるのでまるで、撮影している様子のようにも見える。
歌のアカペラはシングル盤か海賊版に含まれていたのかもしれないし、もしかしたらEQや専用のアプリなどを使って曲から抜いたのかもしれない。それか一瞬アカペラになっている箇所を探して抜いたのかも。

注意して見てると効果音などで、かなり細かいことをやっているのでニヤリ。

妙に静かな空間のなかで伴奏なしの声、歌、踊る音や環境音だけが聴こえる。不思議な感じがしてちょっと落ち着く気がした。この作品はアートの一種といえるかもしれない。

後半、クラブのダンスフロアで踊る場面にはその場でかかっているであろう音楽が鳴るが、それまで抑制されていた気持ちが解放され音楽が鳴るのが妙に嬉しい・・。