最近読んだBlog・動画・考えたこと(コンプマニア・UKベースとハウス・シンセの修理人)
最近Webでチェックした記事や動画、それから考えたことなどです。
何かのきっかけになれば。
「すぐ使えるコンプレシピ 早乙女 正雄 著 を読んだ」 by ポポ★POPOがサマソニを目指す!?
↑ 最近動画の収録するときにコンプを二台使っている。ひとつめはマスターに挿したマルチバンドのベリンガーのMDX-8000てやつ。ふたつめはdbx166で、これはサイドチェイン入力が付いているので 喋ったら楽器の音が小さくなるようなルーティング にしてみた。
今までは喋るときに楽器の音を止めて、喋り終わったら楽器の音を鳴らして、というふうに忙しくやってたが喋るだけで確実に楽器の音がミュートされるようになりすごく楽になってもうこれなしではやりたくない感じに。
しかし今後はMPC1000と、このサイドチェイン付きコンプを組み合わせて使う様子の動画を撮る予定で、できたらもう一台サイドチェイン付きのやつが欲しい。 それでなんとなくコンプの情報を求めてこの記事を読んだ。
主観的に書かれているので特徴がよく伝わってきて大変参考になった。字だけの情報だけど、かなりの量のコンプが紹介されている。コンプに対する情熱がなければこの記事は書けない。きっとかなりのマニアですな。
↑ ちなみにこれがAbletonの使い方の動画を撮るときのルーティング。マイク(ZOOM H4nを使用)からサイドチェイン付きコンプのdbx166とDJミキサーへ二股に分岐している。
この分岐には当初ベリンガーのスプリッター(1Uサイズで電源必要)を使おうとしてたが少しでも機材を減らしたかったのでBELKINのROCKSTARを使ってみた。
これが大正解で非常にコンパクトに分岐できたし分岐のための電源も不要になった。
BELKIN マルチ イヤフォン スプリッター ROCKSTAR
RA:ベース・ミュージックとハウス ― その関係性とは
↑ 先日も紹介したUKのベース音楽とハウスの記事。ダブステップが様式化してそれから脱するためDJ達がダークなUKハウスを前半でかけたり、トラックメーカー達もハイブリッドな曲を発表したりしてるそうだ。キーになるのはBPM130くらいのテンポ。このテンポならダブステップとダークなUKハウスが両立できる。
非常に濃い記事で情報量が多いので少しずつ消化してる。
キーになるトラックメーカーとしてArtifactを推したい。
http://www.youtube.com/watch?v=5SWtRuhoQsY
特に途中から出てくるキックと重ねてブーンと鳴らしてるベースパーカッション?と勝手に呼んでる音にシビれた。
キックと一緒に、かなり低めの音程でシンセを鳴らすことで独特の攻撃的な感じのサウンドになっている。
ガバのあの弾力のある不思議で攻撃的なキックはTR-909のキックをミキサーのプリアンプで歪ませて作られるが、それともまた違ったテイスト。
より冷たくて、重い感じ。
ウォブルベースを経て、たどりついたよりミニマルなベースサウンド。
さっそく再現すべく手持ちのいくつかのソフトシンセ、ハードシンセを試したがROLAND SH-2もしくは JUNO-106のサブオシレーターでそっくりの音が再現できた。
このサブオシレーターは矩形波(スクウェア波)である。
UKベース音楽の象徴は矩形波だと思う。ロックのエレキギターよりも無機質であるけど攻撃性は受け継いでる。殺伐とした気持ちになる。単なる矩形波をこのように聴かせるのが特徴。スクウェアプッシャーというネーミングもこの辺を言いたかったのだろう。
↑ 作業中にこんなことをTwitterでつぶやいたり。
http://www.youtube.com/watch?v=YZxnpJQXUGo
↑ Graphicsというアーティストも魅力的だ。
トラックの面白さはこちらのほうがより分り易いかもしれない。
Artifact、Graphicsに共通するのはコードを鳴らしているホーンのようなストリングスのような、はたまた映画のサントラのようでもあるシンセの音。
αJunoのプリセットにArtifactそっくりの音があった。
でも、この音もJUNO-106でそっくりに再現できたから結局JUNO-106一台でオッケーてことになる。
それからもうひとつの共通点はラテンパーカッションのノリ。カウベルが鳴っている部分はそのまんまだが、全体的なノリがラテンパーカッションぽい。
そもそも2Stepの頃からハイハットやスネアがやたらファンキーにシャッフルが効いた早めのビートだった。
あれってなんだったのか?もしかしたらラテン音楽のノリなんじゃないかと、最近思っている。
ラテンパーカッションが鳴りまくるドラムンベースとかもあったしそういうノリもUKの移民文化のなかにあるのかもしれない。
Graphicsに至ってはアフリカ大陸のビート・アフロの感覚もある。
太古の昔から伝わって現代まで続くものを最新のサウンドで再現したようなかっこよさがある。
原始と未来が繋がるような。
人柱の日々 by 人柱のBLOG
↑ 3つめはこちら。シンセの修理の記録をひたすら丁寧に淡々と、でも実は熱く書いているBlog。こういう記事を読むのが好きだ。
とても面白い。
http://www.youtube.com/watch?v=sD1TWjGRJaA
YouTube yazawatamioのチャンネル
↑ 最後は手前味噌だけど、この動画が海外の三つのサイトに紹介されたのが嬉しかった。
MATRIXSYNTH:Replacing the UI of an MPC-1000 with an iPad and TouchOSC
JJOS2XL で MPC1000 のリモコン を TouchOSC (iPad)で作った。
http://m.matrixsynth.com/2012/11/replacing-ui-of-mpc-1000-with-ipad-and.html
JJOS2XL MPC1000 and TouchOSC (iPad) by Palm Sounds
http://www.palmsounds.net/2012/11/jjos2xl-mpc1000-and-touchosc-ipad.html
JJOS2XL MPC1000 and TouchOSC (iPad) by BeatMaker.tv
http://beatmakertv.blogspot.co.uk/2012/11/jjos2xl-mpc1000-and-touchosc-ipad.html