Ableton LIVE 7 の使い方 The Chemical Brothers/Midnight Madnessを再現するにあたって印象、分析
- コード進行は4534
今回の曲でいえばコード進行はキーを CとするとF-G-Em-Fで「4534」の繰り返しだ。これも音極道さんの記事で取り上げられたJ-POPの王道進行の変形パターンだ。http://d.hatena.ne.jp/coldplayer/20081029/1225251541
- ベースラインに特徴あり ベース抜き、だと「泣き」の王道進行なんだがこのベースラインが与える印象は「不景気」「鬱」「曇り」・・など。非常にUKぽいベースラインだと思う。
- 「4534」+「不景気なベースライン」=「今夜は踊って浮き世の無情のあれやこれやを忘れられる気分(踊っている快感+常に背景には不景気感)」
- 全体の構成はBomb The Bass - Beat Dis 、Coldcut - Theme From ReportageといったUK伝統のDJによる「カットアップ、メガミックス+アシッドハウス」。The Chemical Brothers/Midnight Madnessはサンプリングネタを使わずにシンセでやっているが気持ちとしてはやっぱりDJによる「カットアップ、メガミックス+アシッドハウス」だと思う。そこら辺の感覚を持って再現すれば細部が違っていても同様の効果が出せるんじゃないか?
- リズム隊はキックがEnsoniq ASR-Xで上手くいった気がするのでスネアやハイハットもASR-Xで。
- ベース、ウワモノ含めてシンセはRoland JUNO-106でイケそう。
- シンセのリフはAbleton LIVE 7のアルペジエイターで再現出来そう。
- ギターのループ部分はYAMAHA QY-70の音でイケそう。
Bomb The Bass - Beat Dis
Coldcut - Theme From Reportage