MPC STUFFのパッドをレビュー(Akai MPC 1000 Extra Sensitive Thick Fat Pad Set )


YouTube yazawatamioのチャンネル

http://www.youtube.com/watch?v=WhuH-Xp9Ymc:MOVIE:w520
↑開封〜パッドを取り付け〜使った感想までを動画にしました。
アメリカの南部ノースカロライナ州MPCカスタムパーツ(交換部品)ショップ http://www.mpcstuff.com/ に注文して12日間かかって届いた。
注文に必要なのはPaypalのアカウントとvisaなどのクレジットカード。
今回注文したのはこれ

Akai MPC 1000 Extra Sensitive Thick Fat Pad Set ( Dark Grey ) http://www.mpcstuff.com/akmpc10exset1.html

当方のMPCはMPC1000 BK-NでOSはJJOS2 XL。

取り付けてよかった点はパッドを叩く際のストレスが解消されたこと。反応がよくなるので演奏やモード切り替え(モードキー+パッド)の操作もより軽いタッチで行える。

また強弱の表現もやりやすくなるのでスネアやクラップの音でベロシティを付けて打ち込みを行うようになった。それまではもっぱらフル・レベルばっかで演奏してたのが自然に変化した。

以前に自分で薄いシートや滑り止めシートなどをパッドの裏側に取り付けて感度を上げようとパッドの改造を試行錯誤したことがあったが、感度が上がりすぎて振動で鳴ってしまったり鳴りっ放しになったりパッドが均等に反応しなくなったり、叩き心地が硬くなりすぎたりして失敗した経験がある。それを踏まえて思うことだがやっぱちゃんと研究されて開発されたカスタムパーツは素晴らしい。感度が上がり過ぎることもなく絶妙なバランス。

パッドは正直固め。なんかもっと柔らかいものなのかと思ってた。なんでだろうと考えてみた結果パッドのどこを叩いてもそれこそ角を叩いても均質に反応良くするにはぎっしり中身のつまった固めのゴムが機能的によろしいんではないかという推測。実際そうなっている。

取り付けてすぐには不安だったが、電源を入れて音ネタをロードして叩いてみたら反応の良さ+この固さはなかなかいいバランスで安心した。感度がいいので強く叩く必要がないからパッドが固くても手が痛くない。つまりそういうバランスなのだ。

もうひとつの不安要素としてはホコリがつきやすいこと。純正のパッドは表面がサラッとしていてホコリがつきにくい。対してMPC STUFFのパッドはゴムっぽいのでホコリがつきやすい。これは薄くベビーパウダー的なものを表面に塗ることで解消できた。この技は中古の電子楽器のボタンやパッドが経年劣化でべたついたときにも使えるのでお試しあれ。(つけすぎに注意)
[rakuten:westmusic:10005052:detail]
あと叩いたときに鳴るペコペコという音が純正よりも大きめになるのでアパートなどで静かに演奏したいひとは気になるかもしれない。

カラー・色は無難なダークグレーを選んだが発色が純正のパッドよりもくすんだ感じでなんかイマイチ。どうせ純正と異なるなら他の色も試したい気分に。案外グリーンとかイエローとかでも良かったかも!?

上記のような違いや期待はずれな点はあるが、トータルで考えたときに純正のパッドを上回る快適さが得られるのでおすすめできる。自然な感じで反応の良さが向上するというのが何よりも重要だったことに気づいた。

これを読んで過度の期待は禁物だが、送料込みで5000円以内の買い物だし、純正に戻すのも簡単なので試しにやってみるか〜という軽い感じでトライしてみると結果的に満足を得られるかもしれない。
アメリカから荷物が送ってくるのはワクワクして楽しめた。

取り付け方は動画の中で伝えています。


この記事だけではよく分からない方には、こちらの共同購入がいいかもしれません。

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MPC STUFF.COMでの購入の仕方を動画にしてみました。 http://d.hatena.ne.jp/coldplayer/20120714/1342264840