ハウスDJなアイテム001 「片耳ヘッドフォン」のまとめ
根強い人気で復刻されたVESTAX KMX-3 片耳ヘッドホン
- 時々、写真のような特殊なヘッドフォンでプレイしているDJをみかける。彼らが使っているのが「片耳ヘッドフォン」。電話をかけてるわけではない(笑)
- ハウスのDJが使うアイテム。
Dannyが、Francoisが、Joeが、Noriさんが・・・そしてLarryが・・・過去も現在も、NYスタイルのダンスミュージックを体現してる者は使い続けるのが、この「片耳ヘッドフォン」で、子供のころは「使いづらそうだな〜」とか思ってましたが、大人になり、現場でDannyとかが使ってる姿を見ると・・・いや〜カッコいい!!
Mix Tape Troopers 「ミックステープ・トゥルーパーズ」 作ってみよう「方耳ヘッドフォン(Stick Headphone)」
Danny= ダニー・クリヴィット
Francois= フランソワ・ケヴォーキアン
Joe= ジョー・クローゼル
Noriさん= DJ Nori
Larry= ラリー・レヴァン
(いずれもガラージ、ディープ・ハウスの大御所DJですな。)
- 通常のヘッドフォンの場合も、DJは片耳だけで聴いている。あれは片耳で次にかけるレコードの音をモニターして、残りの耳で今かかってる音をスピーカーから聴いている。
- だから、いっそのこと片側だけにしてしまったのかもしれない。
- 後になってVestaxなどから製品としても売りだされたが、基本的にはハンドメイドかカスタムショップで作ってもらうもののようだ。
- 片方だけ壊れてしまったヘッドフォンの再利用として作ってみるというのも。
- もち手の部分が長いので結構大きなものだし、首にかけておける普通のDJ用ヘッドフォンと違って使い勝手も違うので慣れが必要。
- 以前に実際に現場で使っている方を見た。素晴らしいDJプレイをされていたのもあるが、保守本流であるニューヨーク・スタイルのハウスを継承しているという風格のようなものがあって、妙にかっこ良かった。
- 余談だけど、ニューヨークはヒップホップにしても野球のヤンキースにしてもある意味保守的で伝統を重んじる本格派、「本場」な傾向があるね。
- ハウスのDJは音質にこだわる方が多く、DJミキサーなんかにも定番の高級機種があったりする。ちょっとオーディオマニアっぽい傾向がある気がする。その傾向の極みがデビット・マンキューソ(The Loftというイベントを自宅マンションで行っていた。)という伝説の人物(そのうち記事にするかも)。
- 個人的には、DJ向けのPAの仕事をしていた際にもハウスのDJの方がスピーカーシステムの性能を最大限まで引き出していた傾向があったように感じた。
ラリー・レヴァン(故人)の往年のDJプレイ 素晴らしいです。
( この動画、再生はパソコンからしかダメみたい)
http://www.youtube.com/watch?v=S-sJeTfXmQY
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巽 英俊
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